ビオトープ研修(1月)
3学期1回目のビオトープ研修がありました。そら組の子供達は、今日はどんなお話かなとわくわくしていました。
今日は、生き物や植物の冬越しについて教えていただきました。こんなに寒い時期を乗り越えるために虫たちは寒さに耐えられるように変身していること、冬がやってくることを太陽の陽の長さから知ることができることを教えてもらうと、「すごい!」と、子供達もとても驚いていました。
実際に虫たちが葉っぱで冬越しをしているところを観察するときは、子供達も前のめりで興味津々でした。保育室にあった虫眼鏡をもってきて、「これでみてみよう!」とじっくりと観察する姿も見られました。
また、葉が散ってしまった木々達も、春の準備を始めていることを教えてもらいました。冬芽(新芽)が出てきていていると聞くと、「見たことある!」と知っている子もいました。地面の草花も冬越しをしていて、地面にぴったりと葉をつけているそうです。その状態がバラに似ていることから、「ロゼット」ということを知りました。
お話を聞いた後は、園庭に出て冬越しする生き物や木々を探しに行きました。先生から「1 冬越しする虫」 「2 冬芽」 「3 ロゼット」 を見つけてみようと言われると、子供達は張り切って外に出かけました。
「ぼくは冬芽隊長になる!」と言って、友達と手分けして冬芽を探したり、園庭の草の多い場所に行ってロゼットを見つけに行ったりしていました。カメムシをたくさん見つけたりカマキリの卵を観察したり、園庭でいろいろな生き物や木々の芽を発見できました。
寒い冬でも生き物や植物がどうやって過ごしているのか、その不思議や生命力を感じることができた子供達です。
更新日:2024年01月11日