幼稚園で春の仲間を見つけたよ

更新日:2023年05月15日

たくさんの木々や草花がある園庭には、春に見られる生き物がたくさんいます。

鳥の鳴き声が近くで聞こえ、花壇の隅にはダンゴムシやカタツムリもいます。身近な生き物との出会いは子供達の興味関心が広がり、探究心が深まります。

ほし組、にじ組、そら組、それぞれの保育室ではいろいろな生き物を育てています。見つけたダンゴムシをタライに入れて飼育し、落ち葉を入れたり土を湿らせたりして、ダンゴムシが住みやすい環境を作っています。

ダンゴムシ だんごむしのお家 飼育

先日、園のミカンの木やかりんの木に虫の幼虫がいるのを5歳児の子供達が発見しました。「どこにいるのかな?」とじっくり見て観察し見つけると、その喜びから他のクラスにも知らせていました。それを聞いてほし組、にじ組の子供達も幼虫探しが始まり、4,5歳児は保育室で育てることに…

しばらくすると、飼育ケースの中の葉を食べていること、うんちが溜まっていることに気づき、「葉っぱがなくなってきたから、入れてあげないと」、「うんちもきれいに掃除しようと」、飼育ケースを掃除し、生き物がすごしやすい環境を考えていました。そして、幼虫があおむしに変わっていることを発見し、子供達の驚きと感動はさらにふくらんでいきます。まだ蝶々にはなっていませんが、蝶になることが楽しみで毎日飼育ケースの中を観察していることもあります。

幼虫  

身近な生き物を見たり触れたり、世話をしたりする中で、生命の尊さにも気付く機会となります。今後もたくさんの自然に、直接触れる経験を大切にしていきたいと思います。