ビオトープ研修（9月12日）

今日は毎月楽しみにしている5歳児のビオトープ研修会を行いました。

今回のビオトープ研修では、佐藤先生に、バッタや鈴虫、こおろぎなど秋の草むらや畑に遊びに来ている虫たちについて教えていただきました。

鈴虫の「雄と雌はどっちかクイズ」では「体が多き方が雄で、細い方が雌やよ」と答えたり、 「鳴くのはどっち？」では「雄が雌を呼ぶのに鳴く」としっかりと考えて答える姿が見られました。また、バッタの羽根の様子を見せてもらい、じっくりと見る姿やバッタの跳ぶ様子を楽しんで観察する姿がありました。

「虫の声を聞こう！！」と戸外へ行きビオトープの周りで虫を探したり、どこで鳴いているか声を静かにして聞こうとしていました。「あっ鳴いてる。」と言い、指を口元にもっていき「シー」のポーズをして知らせ、虫の声を一緒に聴き楽しんでいました。

「どこにいるのかな？」と草むらの上から探していた子供達。佐藤先生に「草の中とかこんなとこにいるかもよ」と教えてもらいました。また、ハチが低空飛行して飛んでいるのを見つけ「先生、この虫何？」と怖そうにしながらも聞く姿が見られ、「ツチバチやね。どこかに穴があるよ」と教えてもらうとハチが飛んでいた周りを一生懸命に探し見つけて喜んだり、そーっと覗いて見たりしていました。

園庭を散策して色々な草花や虫を見つけ楽しんだビオトープ研修。最後にホウセンカの所にセスジスズメの幼虫を見つけ「わぁ～大きい」と喜んで飼育ケースに入れ、「これお部屋で飼おう」と楽しそうにしていました。クラスの皆でじっくり幼虫の様子を観察する姿もあり、これからどのように成長するか子供達と楽しみに世話をして行きたいと思います。