春の園庭(5月10日)
伊丹幼稚園の園庭には、実のなる木や色とりどりの花、ビオトープなど、季節を感じることのできる自然物がたくさんあります。
朝、子供たちがこの園庭の自然物に気づき、楽しむことができるようにと環境を準備しておくと・・・
早速、自然物を用いたままごと遊びが始まりました。
フライパンで自然物と土を一緒に炒めたり、水の中に入れてかき混ぜスープにしたりと、”いたみようちえんレストラン”が開店しました。
材料が足りなくなると、「これ、どこにあるか知ってる?」と教師や友達に尋ね、「門の近くで見たような・・・」とヒントを伝えると、「知ってるで!こっち来て!」と、子供たちで集めに行く姿が見られました。
藤棚の下では、色水あそびが人気です。
ほし組(3歳児)さんも、そら組やにじ組のお兄さん、お姉さんに教えてもらいながら、紫色の花びらで「ぶどうジュース」を作ったり、いろいろな色の花びらを混ぜて「お薬」を作ったりと楽しんでいます。
弁当後にはクローバーの上でゆったりと下時間を過ごしながら、指輪を作ったり、たくさん摘んでお家の人にプレゼントを作ったりする姿も見られます。
金柑の実を発見し、「小さいみかん」と言って大事に集めているほし組さんや、ザクロの実を発見し、「不思議な赤いのがいっぱい!これも料理に使って!」と友達に渡しに行くにじ組さんなど、幼稚園の豊かな自然物に気付き、自分たちの遊びに取り入れることを楽しんでいます。
更新日:2022年05月11日