ビオトープの大掃除(11月5日)

更新日:2021年11月11日

前日に掃除に必要な道具(バケツ・スコップ・手押し車・水槽)を用意していた子供達!今日は朝から「掃除やな!」「がんばろうね」「先生、いつから始める?」と楽しみにしているようでした。

全員であつまって挨拶と作業の確認をした後、早速大掃除に取りかかりました。

まずはビオトープのヘドロをバケツや手押し車で運びました。

次は生き物の救出作業!テント下で待機する虫好き&泥が平気なメンバーが土をかき分けてヤゴを救出します。

 

じっと目をこらしていると、土が動きます。すかさず手ですくい取り「おったで!」と得意げに見せてくれる子や、ヤゴを見つけると「ここにいるで、とる?」と泥は苦手だけどヤゴは触りたい友達の為にと声をかける子などの様子が見られました。

 

作業を進めていると、にじ組の子供達が様子を見に来ました。そら組の様子を見て、早速真似をする子もいましたよ。

 

生き物を救出してもらった後は、泥を畑まで運びます。今年度は、泥も再利用しようと考えて、畑の先生の乾さんに手伝ってもらいながら畝の中に泥を入れることにしました。友達と力を合わせて泥を入れては、ビオトープに戻って泥を受け取っていましたよ。

 

それぞれが分担しながら、やっと泥を池から出すことが出来ると、次は新しい土を入れる作業が始まりました。子供達は(楽しい)(やってみたい)と感じ、この土入れも手伝っていました。「まだやってなーい!」「私もやってみたい」という子供達の声を聞いて、保護者の方も「じゃあ、こっちおいで」「まだ土を入れてない子はいる?」などと声をかけながら、体験させてくださりました!

土を入れると、佐藤先生が「いつもは入れないビオトープだけど、今だけ入れるんだよ?」とワクワクする様な言葉をかけてくださり、子供達は「入ってみたい!」と大盛り上がり!ヤゴごっこが始まりそうな楽しい雰囲気でした。

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大掃除が終わった後は、最近そら組で流行し始めたサッカーにお家の人を誘い、楽しく遊ぶことが出来ました。お手伝いに来ていたお父さん方は、そら組数名に囲まれる中、パスをしたり、ドリブルで子供達の中をすり抜けたりしてくださり、子供達にとって楽しい時間となったようです。

一方では、佐藤先生と一緒に園庭散策を楽しむ保護者の姿も見られ、改めて伊丹幼稚園にある自然の尊さを感じることが出来ました。

夕方・・・なかよしタイムの子供達がヤゴを池に帰してビオトープ掃除の完了です。

写真はありませんが、ポンプはなかよしタイムの子供達が借りに行き、返却してくれました。貸してくださった小学校に感謝します。また、掃除を手伝ってくださった佐藤先生や乾先生・保護者の皆様・そら組の子供達、伊丹幼稚園の宝物【ビオトープ】の為に力を貸してくださり、ありがとうございました!これからも、生き物との出会いで心を動かす経験を重ねられる保育を行って行きたいと思います。