ビオトープを守ろう!
先日、ビオトープ研修でお世話になっている佐藤先生が来てくださりました。そら組の子供達は佐藤先生のお話が大好きで、来園されているのを見つけると「佐藤先生来てるで!!」と走って先生の所へ向かいます。
ビオトープは自然の美しさを保つために2年に1度、ヘドロの除去と水の入れ替えを行っています。今年が大掃除の年に当たるのですが、ここでも子供達が主体的になれるようにと考えて(ビオトープの掃除をしなくては!)と子供達が思えるように言葉をかけていきます。
泥をすくったり、ヤゴを見つけたりしながら、佐藤先生が「みて、こんなに泥があるね」「これじゃ、ヤゴがかわいそうだね、どうしよう?」と声をかけてくださりました。子供達も実際にヘドロを触り「大変やな」「くさいな~」と池の中の様子を見ていました。
外遊びの後、そら組があつまって話す機会がありました。先生から「今日、佐藤先生が来られていたけど、どんなお話ししたの?」と聞かれると、佐藤先生の側で話を聞いていた子達が口々に「ビオトープ、汚れてんねんて!」「泥がな、こんなにあって」と教えてくれました。少しずつ話を進め、子供達の情報を先生がホワイトボードに書き出しました。
自分達で今から掃除をしよう!と意気込んでいるほど前向きな子供達でしたが、佐藤先生のお話を思い出した子が「水はバケツではすくえないみたい。ポンプがいるって言ってたよ?」と教えてくれました。どうしようか考えた末、いつも助けてくれるお家の方を思い出し、「お母さんに手伝ってもらおう」「お父さんも手伝ってくれるかな?」と考え、降園時に保護者に向けて「ビオトープがきたないので、そうじを手伝ってください」と伝えました。
佐藤先生のお掃除の手順もよく聞いていて覚えていた子供達に驚きました。伊丹幼稚園の大切なビオトープを守るため、お家の人の力も借りて大掃除を頑張る予定です!
更新日:2021年10月13日