自分たちの場

更新日:2023年04月10日

年少児、年中児がポカポカの天気の中、蝶を見つけて追いかけていたある日、

年長児が2階の職員室へ行ったり来たり。

「遊戯室を飾ってもいいですか?」「見てください」「まだ、まだ、今からだから、先に聞かないと」子ども達が口々におさえきれない様子で話します。

「どうして飾ろうと思ったの?」「卒園式、おめでとうだから!」「おめでとうっていう字を飾ったらいいと思うの!」

「遊戯室飾ったら、修了式の日、おうちの人どう思うかな?」「きれい!!って思うと思う!」「自分たちで作って、飾って、すごいって思うと思う!」

「修了式、きりん組のみんなとおうちの人の式だものね。いいですよ!」

「できたので、見に来てください!」子ども達は目を輝かせて遊戯室へ。

飾ったあと、いろいろな角度や前後から見て、「いいね」と自分たちの作った飾りや飾り付けに、納得したり、「ここ、ちゃんとつけないと、落ちる」と、気づいてなおしたりしていました。

最後の日まで、自分たちの式!自分たちで考えて作りたい!これでいい!これがいい!と満足し、さらに修了式に向けて主体的に取り組む子ども達に、この1年間、2年間、3年間の育ちを感じました。