園内研究会

更新日:2023年10月23日

赤木教授を招聘し、他園の先生も来てくださり、園内研究会で具体的な学び合いを行いました。

子ども達が始めた石屋さん。この日もいろいろ考えたり、互いの思いを伝え合ったりしながら、目的の実現に向かっていきます。

たくさん、お客さんが来るようにと、キバナコスモスを飾ったり、ちゃんと、お客さんの方を花が向くように置き直したり。

そのままの石を販売していましたが、アクセサリーにしたり、素材を組み合わせて石をデコレーションしたり、毎日の遊びもこうして工夫したり、展開したりしていきます。

自動販売機をりす・うさぎの保育室に見に来たきりん組さん「すごいね。〇〇ちゃんが作ったの?いいね~」りす組さんは「ぼくもさせて」「いいよ~!ここに入れて・・・」はりきって教えていました。

きりん組の保育室には長く大きくなったドングルスライダー。友だち同士で進めることで、考えが異なったり、遊びのルールへの納得がいかなくなったり。このような体験をするからこそ、友だちの良さに気づいたり、折り合いをつけたりする学びが得られます。

りす組さんが魚を釣って・・・うさぎ組さんが、魚をさばいてくれて、お寿司づくり。

きりん組さんが、お寿司を買いにきました。お店が繁盛するとおおはりきり!お寿司をテイクアウトし、きりん組の保育室に持って帰ることで、さらに広まっていきます。

「みんな~見て~」遊びの途中で、紹介が始まりました。作ったものをみんなに見てもらいたくて伝えていました。

こちらも、振り返りの時間を大切にしています。自分のことを伝えたい。友だちのことを知りたい、興味をもって質問したり、感想を伝えたりしています。

環境の一部としてホワイトボードや写真、図や文字を使っています。きりん組の保育室だけでなく、ちゃんとお隣のお寿司やさんも入っています。

午後からは研究協議会。本日の遊びの写真、それまでの写真を用いて、保育者が語り、グループでカンファレンス。

参観者からは、午前中のこどもの姿、保育者の語りから、環境の工夫、教師の意図、今後の展開など、たくさん意見が出て、互いの学びになりました。

研究テーマ「主体性を尊重し、支える保育の創造」~自分で考え行動するための環境の構成~のもと、日々保育を進めています。本園ならではの異年齢の安心した自然なかかわりを基本とし、今後も保育、研究を重ねていきます。