平和ってどんなこと?

中央保育所では毎年8月に「平和ウイーク」を設け各年齢に合わせた教材と内容で子ども達と一緒に「平和ってどんなこと?」について考える機会をもっています。命の大切さや自分自身、周りの人、身近な動植物を大切にする気持ちについて話すことで子ども達から様々なつぶやきが聞こえてきました。

5歳児:「ピースブック」という絵本をみました。平和とは「家族、友達、ものを大切にすること、友達の話を聞く」今できることとして「周りのゴミを拾ったり掃除をしてきれいにする、植物や虫を大切に育てる」という言葉が聞かれました。8月15日は平和がいつまでも続くといいねと祈る日でもあることや、いつまでも忘れずにいようねと伝えました。

4歳児:「おひさまとおつきさまのけんか」という絵本では「すごくおこってる」おひさまとおつきさまが粉々になる場面ではみんな表情がぴりり。「ごめんって言えばいいのに」という声が聞かれました。終戦については「なんかテレビでみた」といっていました。命の火が消えると二度と戻らないので命を大切にしたいねと伝えました。

3歳児:泣いている子がいたらどうする?という問いかけに「よしよしする、どうしたのって聞く」と相手を思いやる言葉が聞かれました。自分の思を出すことはとても大切なこと。わたし達大人が思いを十分に汲み取り寄り添う保育を大切にしたいと思います。

日々好きなことが選べること、おいしいものが食べられること、好きな服が着られることを当たり前として過ごしていますがこれが幸せであり平和なんだと子ども達と一緒に考えることで改めて感じることができました。

平和が続きますように・・・