さつま汁クッキング
畑で育て、収穫したサツマイモを使ってさつま汁クッキングをしました。
4歳児は白菜、こんにゃく、しめじをちぎり、5歳児はサツマイモや人参を包丁で切りました。前回のクッキングより食材も増え、期待を膨らませながら調理していきました。
「小さいクラスの子も食べられるように小さく小さく…!」
「こんにゃくは魚みたいなにおいがする!」
「どうやってちぎろう?引っ張る?」
「きのこってたくさんくっついてできてるんだ!」
「やわらかいね」
「お兄ちゃんお姉ちゃんが包丁でいっぱい切ってる!」
さつま汁を作るにあたり、だしの仕組みについて話をしました。だしの元となる鰹節、昆布、煮干しのにおいを嗅ぎ、その後鰹節と昆布で煮出しただしを試飲しました。「(だしが出て)色が黄色になってる!」「おいしい!」とだし本来の味を体験し、汁物のおいしい秘密を知る事ができました。
「魚だ!」「こっちはにおいが違う!」
「昆布の味がする!」「ちょっと苦いな~!」
園庭にかまどを作り、火を焚いて大きな鍋で実際に調理の先生に調理する様子を間近で見ました。自分たちが調理した具材が鍋に入る度に「わあ!」と思わず拍手が沸き起こります。さつま汁ができていく過程をみて、「早く食べたい!」と待ちきれない様子でした。
「どんどんいっぱいになってきた!」
「ちぎった白菜だ!」
「おみそ、いい香り!」
いよいよ待ちに待った会食です。いい天気だったので4歳児クラス、5歳児クラスは園庭で食べました。みんなで育てた野菜を使って自分たちで調理をしたさつま汁は絶品だったようで、おかわりをする子どもがたくさん。
野菜を育てることやクッキングを通して、食べ物を大切にする気持ちや食への関心が深まる貴重な経験になっています。
「さつまいも美味しい!」
「紫のお芋も入ってた!」
「温かくて美味しい!」
できたてのさつま汁を食べて大満足な様子でした。