つるつる・ふわふわ・とげとげ(6月23日)
いま、5歳児の子どもたちは身の回りにある”感触”に関心をもっています。
そこで、知っている感触を伝え合うことにしました。
”ふわふわ” ”とげとげ” ”ちくちく” ”がたがた” ”つるつる” など数えきれないほどの言葉が子どもたちの口から出てきて、豊かな言葉の数々に担任もびっくり。
「”ふわふわ”ってどんなもの?」
保育士の問いかけに、子どもたちは自分たちの身の回りにあるものを夢中で探し始めました。
「これ、ふわふわだよ!」
綿を発見した子どもの声を合図に、クラス中の子どもたちも集まってみんなで触って確認します。
「ほんと!ふわふわや!!」
歓声を挙げて、全員で確かめあいました。
「やわらかいね。ふわふわ」
「ペットボトルはかたい」
様々な感触を触るうちに、「やわらかい物」と「かたい物」に分けられることに気づきました。
「足で踏むとおもしろそう!」とのアイディアから、”感触の道”を共同制作することになりました。
その名も、「やわらか道」と「いたい道」。
「つるつるのビニールを屋根にする!?」
「発砲スチロールを丸めて、”やわらか道”。」
「ペットボトルキャップを糊付けして…”いたい道”」
あたりまえのように、子どもたちを取り巻く”感触”の数々…。
「よりたくさん子どもたちに感じてもらいたい!」と保育者は自ら触って確認しながら素材を選び、環境を整えてきました。
あらためて、私たち大人も感覚が研ぎ澄まされたような気がします。
身近な廃材を利用した、工夫がいっぱい詰まったお手製の”感触の道”。
年下のお友だちを招待して、体験してもらいたいという野望を抱いているようですよ。とっても楽しみですね!