でんしゃ・くるま♪(6月1日)
今回は、2歳児クラスの様子をお届けします。
子どもたちは”乗り物あそび”が大好きです。
車のおもちゃを片手に「ブーブー」と言いながら、車を走らせます。保育者が準備した道の上を自由に動かしています。一緒に遊んでいるお友だちの車と衝突しないように、走らせているところがとても微笑ましいです。
今度は、自分自身が車に乗ってみたくなったようです。身体がすっぽりと収まる棚を車に見立てています。
「イオンいってきます」「しゅっぱつしま~す」
運転手役と乗客役に分かれて、やりとりが始まりました。
子どもたちの豊かな発想力が素敵です。
そしてさらにテラスまで遊びが広がりました。
初めは、それぞれ思い思いに三輪車をこぐことを楽しんでいました。
そこに保育者がガソリンスタンドを設置します。すると、子どもたちがぞくぞくと感心を示し、集まってきました。
「ジャージャー」「じゃぼじゃぼ」
給油ホースを手に持ち、自分や友だちの車に給油し始めます。
ガソリンスタンドは子どもたちにとって身近な存在。どの子もイメージを持ちやすく大好きな遊びのひとつとなっています。
こちらは、”電車の踏切コーナー”です。
「カンカンカン」と言いながら、自分の身長ほどの大きな踏切を一生懸命に上げ下げしています。
待っている子どもたちは、踏切が開く瞬間をいまかいまかと目を輝かせて待っていました。
”車や電車”は子どもにとって身近なテーマ。
保育者はそんな子どもを取り巻く日常を想像し、道路・ガソリンスタンド・踏切りなどの環境を整えます。保育者の工夫で、子どもの遊びがどんどん広がっていく様子を目の当たりにすることは、保育者としてとても嬉しく、やりがいを感じることのひとつなのです。