梅雨の合間に(5月26日)
例年より早い梅雨入り。連日雨が降り続いていましたが、つかの間の晴れの日をねらって、近隣へ散歩にいってきました。
「いってきま~す!」
威勢のいい声とともに、散歩に出発。
これまで異年齢同士の遊びをたくさん行ってきたので、互いに親しみを感じながら、仲良く手をつないでいます。
水路を歩いていると、カモのつがいに出会いました。
「なんか、食べてるね」「口がパクパクしてる」「すいすい泳いでるね」
興奮した様子で、気づいたことを口々に伝え合っています。お友達に話すこと・それを聞いてもらうことがとても嬉しい時間でした。可愛いカモが見られてよかったね。
さらに歩みを進めると…。昨年の秋にどんぐり拾いに訪れた場所につきました。
「前に、○○先生とどんぐりひろった!」
昨年の経験を覚えていた、子どもの声をきっかけに、今の季節はどんぐりがあるのか調べてみることにしました。
一生懸命に探しますが、あるのはキノコばかり…。自分たちを取り巻く自然は、季節によって違いがあることを知ることができました。
さて、最後のお楽しみは、広場での異年齢かけっこです。
一番走者は年長児。広場の端から端まで、全速力で駆け抜けます。年長児のかっこいい走り姿を、年中児は憧れのまなざしで見ていました。
「よーい、どん!!」!
「ゴール目指して、一直線」
次は、年中児の番です。手を広げて待っている年長児のもと目指して、一目散!!
お兄ちゃん・お姉ちゃんの存在に、年中児は勇気づけられたようで、普段より力強い走りっぷりでした。
「お兄ちゃん・お姉ちゃんのところにおいで♪」
「まっててね」
「あともうちょっと」
「がんばったね」
今回の散歩で、子どもたちが異年齢のかかわりを楽しんだり、身近の自然や社会の営みに気づいたりするひとときが持てました。これからも、様々な経験を積み重ねていきたいと思っています。