楽しいあそびがいっぱい

過ごしやすい季節になり、好きな遊びをみつけて、ひよこ・あひる組の子ども達は戸外や室内遊びをじっくりと楽しんでいます。

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 2階のテラスに行き、大好きなブービーカーに乗って遊んでいます。園庭の外階段をハイハイで登り、広いテラスで思い思いに動き回り楽しんでいました。ほかの子のブービーカーを押してあげたり、手押し車のように押したりする姿が見られました。園庭と室内以外にも体を十分に動かし遊べることの面白さが、子ども達の“やってみたい”という気持ちへつながっていくのだと感じました。

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0歳児の子がタイヤに座っているのを見て1歳児の子がロープを引っ張ってあげていました。何度も動かそうと挑戦していましたがなかなか動きませんでした。どうするのかと様子を見ていると…引っ張る方向を変えたり、後ろを向いて引っ張ったり、ロープを短く持ったりなど色々試していました。タイヤが少し動くとふたりで満面の笑みで顔を見合わせ、喜ぶ姿が見られました。異年齢児と関わり遊ぶ中で、“動いた”ことの嬉しさを笑顔で共感した瞬間だったと思います。

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5歳児の子が園庭の隠れ家のような場所で料理を作って遊ぶ姿に興味深々に近寄って行きました。最初は、近くで見ているだけでしたが少しずつ触ったり、作ってもらったりする中でやりとりを楽しんで一緒に遊ぶ姿が見られました。自然に異年齢児と関わる中で、色々な刺激を受け、真似をしながら人との関わることの楽しさや面白さを感じているのだと思いました。

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「せんせい、きて~」と手を引っ張り連れてきてくれた所は、幼児クラスの子がレンガを並べて作ったレンガのおうちでした。他の子と一緒に並んで座り、まるで“わたしたちのおうちにおいで~”というように招待してくれました。子ども達の中で特別な場所という気持ちが笑顔ややりとりの中から伝わってきた瞬間でした。

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音楽が聞こえてくると自然に体が動き出す子ども達。そばにあったキラキラポンポンを自分で取りに行き上下左右に動かして踊っています。巧技台のステージがあるのを見つけると、その上に乗り満面の笑みで楽しんでいました。幼児クラスの子に混ざり、色々な刺激を受けこれからの成長が楽しみです。

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室内でのままごとコーナーでテーブルを囲み作った食べ物を並べています。「どうぞ」「あーん」といってほかの子や保育者にあげていました。仕草や簡単な言葉のやりとりで遊ぶ姿は、経験したことや見たことを再現しているようで、よく観察していることが伝わってきました。

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フライパンを片手に持ち手際よく振り炒める様子が見られ、「できたよ」と嬉しそうにお皿に入れて持ってきてくれました。

生活する中で、クラスの枠を超えて異年齢児が自然に関わることのできる荻野保育所の環境だからこそ、子ども達の“やってみたい”“これ、なにかな?”と興味や関心を持ち探索や試行錯誤をする力が育っていっていることを嬉しく思います。これからの子ども達の成長が今から楽しみです。

この記事に関するお問い合わせ先

伊丹市立荻野保育所

伊丹市荻野8丁目33番5号

072-770-4352