残念?!(9月8日)
まだまだ暑い日も続き、色水遊びをしている乳児組の子ども達。花や草をこすりだしていたのですが、水が足りず汲みに行くことに。2歳児の彼が選んだのは「漏斗」。いくら水を入れても水はたまらない…と思いながらも「じゃあ入れてきてね」と見守る保育者。
園庭の姫リンゴもすりおろしてみよう!
漏斗
蛇口をひねり水を入れてもなかなかたまらない・・・
左手の小指でろうとの下の口を押えたり、上に手で蓋をしたり。
上から穴を押えてみたり・・・
いろいろ試行錯誤して結局水をためることができなかったときに、この子の口から出た言葉は「残念!」でした。でもこの後「ほかのでやってみる?」と保育者に声をかけられ、次に持ってきたのは「ざる」。大人なら結果が予測され絶対に選ばない物ですが実際に自分でやってみて、感じたり考えたりすることで身につくことの大切さがあると感じた保育者は見守りました。最終的にはお皿を持って行って水をくむことができていました。試行錯誤しながら一つのことをやり遂げたこの子のこの時間は「残念」ではなく「やった!」の一言だと思います。