火よ、つけ~!(11月2日)
園庭のキンモクセイの花も一斉に開花し、この季節しかかぐことのできないなんとも甘い香りが漂ってきました。荻野保育所の園庭には他にもたくさん木があり、その中でもひときわ大きな木があります。昨年も枝を全部切ったのにまた立派な枝と葉が茂ってきていました。駐車場に行く道まで伸びて少し邪魔なので何本か枝を切りました。
キンモクセイ
大きな木
枝を3~4本といってもかなり大きいので切った枝を見て、触って子ども達は大騒ぎです!
枝3~4本!?
まるで大工さんみたい!
「うわ~!ここまで届く~!」
持ち上げるとなんと2階のテラスまで届くほどの長さでした。
長い枝を少し短く切ると、枝を持って地面に打ち鳴らして踊りだす子や葉っぱを段ボールの中に入れて葉っぱ風呂にして入る子とそれぞれの反応がありました。中でも興味深かったのは「火をつけてみよう!」と言い出した子ども達でした。木と木をこすり合わせたら火がつくという知識はどこかであり得ていたようで「ここ持ってて!」と友達と力を合わせて気をひたすらこすり合わせたり「、ひもがいる」「綿みたいなんに火つけてたで!」「石をこすり合わせるねん!」等など・・・。アイディアはどんどん出てきていました。
ファイアーダンス?
葉っぱのお風呂!
枝を短く切るとそれをキャンプファイアーのように組み始める子も・・・。
まだ火はつきませんが子ども達の飽くなき探求心を感じ何とかして火をつけさせてあげたいと思う保育者なのでした・・・。