園内研修(5月31日)
5月31日(月曜)大阪総合保育大学 児童保育学部教授 瀧川光治先生にお越しいただき、荻野保育所で園内研修を行いました。
テーマは「子どもの主体性を育むための環境の再構成」
午前中子ども達の遊ぶ姿を見ていただき、午後から実際の荻野保育所の環境などをあげてご講義いただきました。
先生が子ども達が実際に遊んでいるところをさりげなく動画で撮影してくださいます。
夢中で遊んでいる子はカメラを向けられても気にすることなく遊び続けています。
午前中に瀧川先生が撮影された動画や写真を見ながら、その子が何に興味をもっているか、その子の興味に十分こたえてあげられる環境を私達が提供できているか、職員同士で話し合ったり先生からアドバイスをいただいたりしました。
実際に目の前にいる子どもの姿なのでイメージしやすく、みんなうなづきながら話を聞くことができました。
職員が少人数でグループワークをしました。
玄関に少し季節のものを飾るのも子どもの感性を育むため!そして親子でちょっとほっこりできるといいな~と思います!
研修を受け、荻野保育所の子ども達が「これをやってみたい」「こうしたらもっと○○できるかも!」と毎日ワクワクしながら遊びを自分達で進めていくことができるようになってほしい。 そのために私たち保育士は目の前の子ども達の興味、関心がどこにあるのかを見逃さずに受け止め、子ども達と一緒に楽しみながら環境を作っていきたいと思いました。
瀧川先生の講義の中に心に残る話があったのでご紹介します。「5歳児になってみんなの前で自分の意見を発表できるようにするにはどうしたらいいでしょう?」乳児期から「見て見て」「ねえきいて」といったときに身近な人に「ほんとうだね」「おもしろいね」と共感して受け止めてもらう経験を積み重ねていくことが「話したい」「みんなに聞いてほしい」という意欲につながるのだそうです。私たち大人の関わりの大切さを感じました。