お話を通した遊び(ぞう組、さんまいのおふだ)1月半ばから2月初め
1月の初めから2月の半ばにかけて「さんまいのおふだ」と「てんまのとらやん」のお話のグループに分かれて遊んできました。
さんまいのおふだは、おてらのこぞうさんが山に花摘み(栗拾いなど絵本によって違います。)に行きたいと和尚に言うと、山にはやまんばがいるからと和尚さんが3枚のお札を持たせてくれます。小僧は山で栗拾いに夢中になっているといつの間にか日が暮れて真っ暗に。やっと明かりを見つけてとめてもらうと、そこはやまんばの家でした…
お寺ってどんなところ?小僧さんや和尚さんは何をしているのかな?と子ども達は絵本を見たり、話しあったりしながら、遊びに必要なものを作っていきました。
「やまんばのおうちがいるやんな。」と段ボールカッターで好きな大きさに切ります。
段ボールを友達と協力しながら組み立てています。
むかしのご飯ってこんな感じかな?お玉で鍋の中をかき混ぜています。
山の中には木もあるやんな、と片段ボールを切って木を作ろうとしています。手に持っている小さい紙にはどのように切って木にするか、がイラストで描かれています。「声では伝わらないから設計図を描いた!」と言っていました。
方段ボールを丸めて色を塗ります。みんなで黙々と塗っています。
木の枝もついています。初めは枝が垂れ下がっていたのですが、どうすればピンと枝がつくのか考えながらつけました。
絵本を見ながらやまんばになりきるメイク考えを画用紙で作っていました。
お寺の絵を見て障子を作ろうとしています。
障子紙のように白い画用紙を貼っています。
こちらも障子を作ろうと、段ボールカッターで切っています。しかし線を引いたところを全部切ると大きな四角の穴があき、障子のようにならない、と気づき
後から障子の枠を格子状になるように貼っています。
同じ障子でも子どもによって作り方が違うことがよくわかります。「そう切ると全部なくなるよ。」と思わず声をかけたくなりますが、子どもが自分で気づくことを信じて見守ります。
出来上がった障子を引き戸のように立てるために工夫しました。横にずらすことができます。
「小僧を縛る縄もいる。」と布ガムテープをねじりあげて長い縄を作りました。
やまんばが包丁をとぐ場面がありますが、子ども達にはなじみのないものだと思い、
保育者が実演しました。「シャー、シャーッと音がする。」と知りました。
その2に続きます。