イチョウの葉
園庭で3歳児の子どもがイチョウの葉の束を持っています。
「パーティーに行くの。」
どうやらこれは花束に見立てているようです。
実はこのイチョウの葉、こうなるまでに様々な子ども達を通ってきています。
最初は別の3歳児の子どもがたくさん拾い、ままごとの飾りとして使っていました。
こちらでも・・・。
1枚のイチョウをままごとの料理に飾っています。
特別な1枚でしょうか。
このように様々な子ども達を経由して集まったイチョウの葉が花束となりました。
すると一つ疑問が生まれました。
“このようにイチョウの葉を持つと花束みたいになるということを3歳児の子どもは知っていたのかな?”
この疑問を解くカギが別のところにありました。
4歳児の子どもがイチジクの葉を集めて持っていました。
もしかしたら3歳児の子どもは、この4歳児の姿を見て真似て花束に見立てたのかもしれません。
子ども達の感性はとても豊かです。