秋の自然とのかかわり
0歳児の子どもがひたむきに何かをしています。
保育者は少し離れた場所から見守ります。
ペットボトルの口にドングリを入れようとしています。
ペットボトルもドングリも偶然そこにあったものでしょうか。
はたまた見つけて持ってきたのでしょうか。
しばらくして思うようにドングリがペットボトルに入りました。
すると今度はペットボトルを振り始めました。
中に入ったドングリを出そうとしているのです。
ペットボトルの口を下に向けています。
入ったものはそこから出るということをこれまでの経験で知っていてペットボトルの向きを変えたのですね。
これまでの経験で得た学びや、それを自分の遊びに取り入れる力を感じます。
また“入れたい!” “出したい”という意欲(心の育ち)と共に、
ドングリを指でつまむことができるようになったこと
目と手が協応していること
座りながら腕を振ることのできる体幹が育っていること
多くの体の発達段階もくみ取ることのできる遊びの姿です。