雨の日の園庭

園庭で雨遊び

 

ある雨の日。

5歳児の子ども達がカッパを着て園庭に出ています。

水たまりの中に裸足で入ったり泥を手ですくったりと何度も同じ行動を繰り返しています。

 

べちゃべちゃ団子

 

すくった泥を右手から左手、左手から右手へと移します。

てのひらで泥の柔らかさを感じているのでしょうか。

はたまた泥特有の崩れゆく形を見ているのでしょうか。

 

倉庫の前の水たまりで水をける子ども1

 

(1)倉庫の前の地面がくぼんでいるところに水が溜まっている場所を見つけました。

倉庫の前で水をける子ども2

 

(2)水を蹴りながら、右へ行ったり左へ行ったりと何度も繰り返します。

バケツの中の泥に足を入れる子ども

 

 

泥の入ったバケツに足を入れます。

子ども「これ、気持ちいい!」

保育者「どんな感じ?」

子ども「ソフトクリームみたい!」

 

いつもとは違う雨の日の園庭。

いつもとは違う砂と泥の感触。

カッパに落ちる雨の音やカッパ越しに感じるポツポツという雨の感触。

 

普段は感じたことや経験したことを「見て!」「聞いて!」と言葉豊かに語る5歳児の子ども達ですが、この時は何度も同じことを繰り返し黙々と雨や泥と向き合っている姿が印象的でした。

泥や水の感触は子ども達の心を動かします。

子ども達の心はどのように動いていたのでしょうか。

この記事に関するお問い合わせ先

伊丹市立西保育所

伊丹市南野北1丁目3番42号

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