こいのぼり

4月のある日のことです。

こどもの日が近づき、大きなこいのぼりを近くで見たりさわったりした後、園庭に泳がせました。

こいのぼりに心を動かした子ども達がきっとこいのぼりも作りたくなるだろう、作ってほしいと願い、園庭のテラスに製作ができるコーナーを用意すると・・・。

早速やってきた3歳児の子ども達。

ビニール袋にやビニールテープ、マスキングテープ等思い思いにテープを貼ると

「できた!」と自分のこいのぼりを片手に駆け出します。

時には歓声を上げて走りながら自分のこいのぼりを見つめています。

令和3年度4月作ったこいのぼりで遊ぶ

 

「こいのぼりの季節になりました。さあ、こいのぼりを作りましょう。」という保育をしてはいません。

子ども達がこいのぼりに心を動かし、遊びたい、作りたいと思えるような経験や場や素材(これらを就学前教育では『環境』と呼びます)を保育者は用意して(仕掛けて)見守ります。

また3歳児は作った物ですぐに遊ぶことが子どもにとって楽しく心弾むと捉え、そのような物となるように担任で話し合い素材を用意しました。

 

自分だけのこいのぼりが元気よく泳いでいました。

この記事に関するお問い合わせ先

伊丹市立西保育所

伊丹市南野北1丁目3番42号

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