初夏の一場面(ツバメ)

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5歳児の子ども達が保育所から歩いてすぐの場所で何かを見上げています。

何かというと・・・。

 

ツバメの赤ちゃん

ツバメの巣です。ひなが5匹見えます。

 

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親ツバメがひなにえさをやる姿を見たいのですが、人間の姿を警戒してかなかなか巣に近づき

ません。

電線に止まったり飛んだりして、こちらの様子をうかがっているようです。

 

座ってツバメを見る子ども

 

そこで、巣を見るために持ってきていた台に座って見ることにしました。

子ども達は空を見上げて親ツバメを待ちます。

すると・・・。

 

ひなどりにえさをやる親ツバメ

 

親鳥がすっと巣に近づき、ひな達が一斉に口をあけるという貴重な瞬間に出会えました。

あまりに速すぎて、見逃してしまいそうなくらいでした。

(撮った写真はあまりの速さにブレていたのですが、担任が撮った上の写真はベストショットでした!)

 

「見た?見た!?」と大興奮の子ども達。

えさをあげるとまた親鳥は飛んでいき、ひなは口をぴたりと閉じて静かになります。

 

親鳥は一日数百回も餌を巣に運び、一番大きく口を開けたひなにえさをあげるそうです。

ひなは親鳥が近づくと、ぴーっぴーっと鳴きながら大きく口を開けてアピールします。

 

ひなの成長を子ども達と見守っていきたいと思っています。

ツバメの巣とひなどり達

この記事に関するお問い合わせ先

伊丹市立西保育所

伊丹市南野北1丁目3番42号

072-781-1912