出てきた…
部屋で飼っているダンゴムシのおなかを見ると、何やら黄色いものが動いています…。
そう、ダンゴムシが赤ちゃんを産もうとしているところです。
この様子に気付いてほしく、保育者があえて、仰向けにしてそっと置いておくと……
仰向けになっているダンゴムシに気付いた5歳児。一人が指で掴もうとすると、もう一人の子どもが、
「待って、これ赤ちゃんや!!」
と赤ちゃんを産もうとしている様子に気付きました。
「このちっちゃい黄色いの、赤ちゃんやで」
「そっとしとこう…」
「出てきた…がんばれ…」
赤ちゃんを産もうとしているダンゴムシを大切に見守ろうとしています。
命の大切さを感じていますね。
普段、なかなか出会えない瞬間に子どもたちは目を輝かせて見ています。
遊びの中でこのような貴重な体験や経験を通して、子どもたちの豊かな感性や心が育まれています。