泡が出てきた!

令和4年9月30日

とちの実を使って色水遊びをしていました。すり鉢とすり棒で色を出していたのですが、何気なく泡だて器で混ぜていると、「うわぁ!泡出てきた!」と大発見!保育者も、とちの実から泡が出ることを知らず、一緒に「え~!泡出てきた!」と大発見でした。

できた泡を友達に見せ、「これ(とちの実)から泡でてきてん!知らんかったやろ!」と、発見と驚きを共有していました。

令和4年9月30日

「どうやってあわあわにしたの?」「削って水を入れて混ぜたらできるで」と、作り方を友達に尋ねたり、作り方やコツを伝えたりして、泡づくりをしています。

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「あわあわができるって本当?」と、泡の話を聞いた友達が集まり、いつの間にかこんなに大勢に。みんなで同じものを使って泡づくりをしていますが、泡だて器の持ち方や水や削り粉の量など、それぞれに気づいたことを話し、アドバイスし合う姿があります。

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とちの実からでた茶色の色水と泡がビールに見えたようで、「ビールありますよ~」と友達や保育者に届けに行っていました。

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もこもこの泡ができると、その中に手を入れて「ふわふわや~」「きもちいい~!」と感触を楽しんだり、床に泡スタンプをする姿があります。「泡の手形や」「絵も描けそうやな」などと話していました。

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ほかの自然物でも試したり、違いに気づいてほしいというねらいのもと、とちの実、どんぐり、むくろじを準備すると、同じように泡だて器で混ぜていました。

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「ねえ!こっち(むくろじ)でも泡出たで!」「すぐにあわあわになるよ」と、むくろじでの泡づくりの様子を友達に伝えています。とちの実は根気強く混ぜ続けることで泡ができましたが、むくろじは数回混ぜるだけで泡立つことに気づいています。

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泡の様子を見やすいように、透明カップを準備しておくと、とちの実の泡と、むくろじの泡をそれぞれすくい、色水の色の違いや、泡の色の違い、きめ細かさの違いに気づいていました。「とちの実はオレンジ色の泡になる」「むくろじは、めっちゃもこもこの泡になった」と話していました。

予想外の泡ができたことで始まった泡遊び。保育者も子どもも、トキメキがたくさんあります。まだまだ、子どもたちの泡への興味は大きく、「こうしたらどうなるかな?」「これも入れてみよう」などと、泡遊びはどんどん広がっていきそうです。

この記事に関するお問い合わせ先

伊丹市立こばと保育所

伊丹市稲野町2丁目3番地5

072-772-1074