めぐっていく

4月

「夏野菜何植える?」

夏野菜の話し合いをしているときに、

「スイカを種から育てたい!」

という一人の子の思いから、スイカを種から育ててみることにしました。

↑このスイカの種は、実は去年のおやつに出たスイカの種なんです!

できるかどうかわからないけどやってみよう!ということから始めてみました。

種の様子を絵で記録してみよう!

毎日水やりは欠かさない!

でるのなか?でないかな?と、世話をしているとある日種が発芽!

種の殻だ!こんな小さな殻の中に入ってたの?不思議だな…

毎日世話を欠かさずしていくと、雌花や雄花が咲き、受粉をするとさらに実ができました。

 

スイカの生長をタブレットで写真を撮り、生長にも興味。

土がついたらダメだから、藁を敷いて大切に育て…

収穫の時には驚きの重さでした!!

 

重たすぎてお部屋のはかりでは測りきれず、乳児さんに、スケールを借りに…

重さはなんと2500グラムでした!

この収穫の喜びを絵にも残してほしいと思い、スイカの絵も描いてみました。

重さを感じたことから画用紙いっぱいのスイカ!

スイカの生長を観察していたから、描く中でも自然とツルや花を描いていました!

 

 

 

そして…念願の…

 

「スイカ割りするよ~~~🍉」

 

記念すべき一振り目は、スイカ帽子でやる気満々!

「スイカを種からそだてたい。」と言った子から!!

よーく見て叩くのに、難しい!!

保育所中の子ども達がスイカ割りにチャレンジします!

「少し当たったね!!」

大歓声が起こります!

なかなか割れないスイカ…

かわいい一打。

みんなで力を合わせて割れたスイカ!

最後はみんなで分け合って食べました。

スイカ割り終了後…

 

ボウルに残った種を見て、

「これ、また植えよう!!」

洗った種に興味を持った子は、

種を並べ始めました。

「環状線みたい!」並べるだけで広がるイメージ!

「全部で何個あるんだろう?」

なんと132粒数えていました!

この子は、今日のスイカ割りで生長を振り返る中で、スイカは種まきから収穫まで5か月かかること、また夏にスイカを食べるためには3月か4月に植えたらいいということに気づき、紙に書いています。

スイカ栽培を通して、スイカの生長を知るだけではなく、

育てる大変さ、育つ喜び…

スイカ割りが楽しかった思い…

種への興味となり、遊びに生かされ…

そしてまた来年もスイカの種を再び植えてみたいな…

と、種の命とともに子ども達の思いもめぐっていっています。

 

 

この記事に関するお問い合わせ先

伊丹市立北保育所

伊丹市北園1丁目13番

072-770-1217