彩りの秋

昼下がりの静かなテラスでほっこりしていると、桜の見事な紅葉!

そんな子どもたちの前に紙を広げ、桜の木を描いてみました。

 

≪じっくり見て…≫

まっすぐじゃないな…

上は細くて分かれてる

≪広がるイメージ≫

「1000歳の木描こう!」

散歩に行くといつも「この木は何歳やろ?」と様々な木の生長を感じていた子ども達。

そんな『感じた』思いが絵を描く中で『表現』につながっています。

 

 

≪いちまい、いちまい…≫

描いた幹に、葉っぱを一枚ずつ・・・

日常の中で、落ち葉に気づいたり触れたりしているからこそ、『一枚ずつ描こう』という気持ちも芽生えます。

 

「あの木、葉っぱ何枚かな?」

「100枚ちゃう?」

「100枚やったら少なすぎや!」

「じゃあ3000枚!」

そんな会話もしながら描いていました。

 

 

≪色彩を楽しむ≫

こちらの子ども達は、自分の感性を働かせながら、紅葉を描いています。

色の組み合わせ、バランス…

どうかな?ここもかな?

その姿は芸術家です!

 

子ども達は感じた事をこのように自由に、そして表現豊かに発揮しています。

保育者が、「こうやって描きましょう!」と言ったとしたら、このような表現は見られなかったでしょう。

一人ひとりが自然との対話をして思いのままに表現する。

 

だから葉っぱの描き方だって人それぞれ…。

それが日々私たちの大切にしていることです。

 

私の手と落ち葉、一緒の色!

葉っぱ模様作ってみよう

こんな葉っぱだよ