むにゅむにゅ、とろとろきもちいい
食紅で色をつけた寒天を用意しました。容器の中を見て、「なにこれ~」と興味津々です。
指先でつんと触ってみたり、手の平で押してみたりしては「かたい」「ゼリーみたい」と話しています。
握ったり、揉んだり、混ぜたりと自分なりにいろいろ試し、「むにゅむにゅする~」と感触を伝えていました。
また、手にくっついてなかなかとれないことが面白く、手を握ったり開いたり振ってみたりしながら感触や様子を楽しんでいる子もいました。
カップに入れて窓の側に並べてみると、 透明感のある寒天に陽が差し、光っています。
その様子に気付き「きれいだね」とつぶやくとじっと見入っていました。
別の日には片栗粉の感触を楽しみました。机の上の白い粉を見て、「さとう?」「しろい」と不思議そうに触っています。
水を混ぜてとろみがつくと、指や手の平全体でのばしたり、指を広げたり閉じたりしてとろとろする感触を味わっていました。
水を混ぜた片栗粉はとろみだけでなく、握るとキュッと固まる特徴があり、感触の面白さを味わえます。
片栗粉が手からぽたぽたと落ちていく様子を眺めたり、容器に入れたり繰り返し遊んでいました。
身の回りのさまざまな素材に触れることで、指先の感覚を育み、「さわってみたいな」「これをさわったらどうなるのかな?」と好奇心や想像力につながります。
子どもの気づきや感じたことを受け止め、保育者も一緒に遊びを楽しんでいます。