見てみて!こんな色ができたよ

先日4.5歳児が緑道へ散歩に行きました。この時期の緑道はアジサイが咲き誇り、彩鮮やかです。

子ども達は「ピンクのアジサイきれい!」「あっ!さっきと違う色のアジサイや」と、色の違いに気づいたり、一つ一つの花びらを見て、「端っこがくるんってなってる」「何個も重なってる」と花びらの違いを発見したりしていました。

 

保育所へ帰ると、早速アジサイを描き始めました。。

筆でのびのびと描いたり、指や手を使ってアジサイの花びらを表現したりと、子ども達は自分の描きたい方法で楽しんでいました。

特に、5歳児は、自分の絵の具プレートに好きな色の絵の具を入れ、自分で色を混ぜながら、好きな色を作って描いていました。

4歳児も5歳児の真似をして、色を混ぜて作っては思い思いに描いていました。

「薄紫色のアジサイがいい」「青と白を混ぜたら水色になるで」と、

自分が見たアジサイを思い浮かべて描いているようでした。

 

実際に様々な色のアジサイを見たことで、子ども達の感性が刺激されたようです。

アジサイを描いた翌日、絵の具の感触遊びをしました。

黄緑は、黄色と水色混ぜたらできるで。

ぺたぺた、たのしい!

手が、まっかっか~!

表面がつるつるした紙を使ったことで、より絵の具の感触を味わえたようです。

絵の具の感触を楽しむ3歳児、4・5歳児はそれに加えて、色と色を混ぜて違う色を作っていくことに夢中になっていました。

そんな中、5歳児が「自分だけの紙がほしい」

紙をパレットのように、一つ一つ色を変えながら絵の具をのせ始め、

繰り返し遊ぶうちに、混ぜる色の配分によって色が変わっていくことにも気づいていました。

”自分だけの”紙があることで、自分で考え、試しながら絵の具遊びを楽しんでいましたよ。

子どもたちが描いた作品は、折り紙として遊んだり、廊下に掲示したりと、遊び環境に取り入れています。