恐竜博物館
北保育所の園庭の隅には、”石研究所”があります。そんな石研究所の遊びに刺激を受け、恐竜好きのゆり組の子どもたちが恐竜研究所を作りはじめました。
「みんながびっくりする恐竜にしたい」「暗くしたい」とそれぞれの思いを出し合ううちにだんだんとイメージが膨らんでいきました。
そして…「恐竜博物館をつくろう‼」
「スピノサウルスの背びれは青、そっちは黄色」
「針金で手が動くようにしたい」
「もっと大きな発泡スチロールがいいかな」
こだわりをもって、自分の作りたい恐竜を作っていました。
「バリオニクスの手はここにしよう」
「ここはもっと削ろうっと」
「あごの下はこの色やな」
「どのぐらいの長さにしようかな...」
「こうやって動くんだよ」
「どうやったらお客さんきてくれるかな」と看板の置き方を工夫したり、「どんな説明をしようかな」と図鑑でさらに恐竜のことを調べたり、オープンに向けての準備に余念がありません。
「次はあちらにどうぞ」
「これはスピノサウルスの化石です」
博物館は大盛況!!
オープンすると少し緊張しながらも「次はこちらです」「鳴き声は~、動きは~、爪はこうなっていて~」と案内をしてくれました。
来てくれたお客さんは「かっこよかった!」「本物みたい!」と大きな恐竜や詳しい説明にびっくりしていました。
終わったあとは
「人がいっぱい来てびっくりした」
「恐竜みてくれて感動した」
「はじめは緊張したけど、だんだん(説明が)できるようになってきた」
と達成感や充実感を味わっていました。
その日の午後、早速案内役ごっこをする4歳児の姿が…遊びが続いていきます。