ばったのせかい
バッタになって遊んでいます。
年長さんと年中さんが一緒に草を揺らして遊んででいます。自分もやりたくて、とりあえず様子を観察している年少さんです。
お兄ちゃんたちが遊び終えると、さっそく友達を誘って真似て遊んでいます。そしてさっき草を揺らしていたお兄ちゃんが今度は虫になって下をくぐっています。
今度はばったのお家作りが始まりました。半分しかつながっていない草を少しづつ繋げていくその表情は、とても真剣です。
何度も繋いでは外れを繰り返しましたが、諦めることなく繋ぎ続け、やっとお家が出来上がりそうです。
出来上がったお家は大人気で次々と友達ばったが集まってきます。
そしてみんながお家に入って寛ぐと・・・
残念お家が壊れてしまいました。
すると今度はみんなで入れるくらい大きな、そしてちょっぴり豪華なお家を作って引っ越しました。
お家ができあがると何やらお母さんバッタが子どもバッタたちにお話をしています。
「みんな、お散歩に行くときにはカマキリに見つからないように行くのよ。お腹が空いたら葉っぱを食べるのよ。」
約束事を聞く子どもバッタの表情はとても真剣です。
そしてお母さんを中心にバッタの散歩が始まります。
バッタの子どもたちは無事に散歩を終えることができたかな⁈
このように実際にバッタを捕まえたり観察をしたりする中でごっこ遊びを展開していくことで子どもたちのイメージはとても広がっていきます。異年齢でのかかわりの中で新しい発見があったり、同年齢の友達との関わりの中で役割分担をして遊んだりと色々な姿や成長がみられました。