おにぎりパーティー
春から育ててきた稲を収穫し、脱穀、籾摺り、精米までの過程を全て自分達で行いました。たくさんの時間をかけ、ようやく食べることができて大満足の5歳児達の様子を紹介します。
最後の工程の精米は、すりこぎを使って時間をかけて行いました。毎日「今日も頑張るぞ」「早く食べたいね」と楽しみにしながら精米していました。少しずつ白米になっていくと「すごい!」「頑張って良かった」と嬉しそうでした。また、「精米ってこんなに時間がかかるんだね」と驚いている子ども達の姿もありました。
いよいよ調理開始です。
おにぎりを作るため、お米を研ぎました。白く濁った水が何度も洗ってやっと透明に近い色に変化していく様子に「お米を洗うのって大変なんだね」と言う声も聞かれました。
炊き上がったお米を大事そうに握って食べました。「みんなで作ったから最高に美味しい!」「あんな小さかった苗からお米ができるってすごいなぁ」と、ひとりひとりの満足そうな表情が見られました。
苗植えから精米までの実体験を通して、日々食べているお米がどんな風にできているのかを知ることができ「残さず食べよう」「いろいろな人が時間をかけて作ってくれているんだね」などという声が聞かれました。
今後も食に対する興味や関心を膨らませ、食べ物を大切にする感謝の心や、食を通して健康に過ごすことの大切さなどが実感できるようにしていきたいと思います。